2019年03月09日

『羅生門の鬼』第九話 更新しました&無駄知識あれこれ

『羅生門の鬼』第九話を更新しました。

九 - 羅生門の鬼(杉浦絵里衣) - カクヨム

今回から話がガッツリ動きますので、よろしければぜひ。
カクヨムさんはルビだけじゃなく傍点も付けられるのが良いです。



そしていつもの無駄知識、いきます。
今回は本当に無駄な知識です……。でもええんや、私が書いてて楽しかったから……。


・みどり、たより……禿(かむろ)の名

幼少時に吉原に売られてきた少女は、まず禿として花魁の元につき、雑用をこなします。
遊女を描いた浮世絵で、遊女本人の名前の横に小さくひらがな三文字の名前がふたつ並んでますよね。あれが禿です。
どちらも姉女郎にちなんだ名前になります。

花魁が名跡だと、禿の名前も引き継がれます。
有名なところだと「扇屋」の筆頭呼出し・花扇の禿は、代々「よしの・たつた」となります。
寛政6年(1794)に描かれた歌麿の絵にも、禿の名前があります。
当時全盛似顔揃 扇屋内花扇 よしの たつた/喜多川歌麿
翌寛政7年の吉原細見にも、「扇屋花扇 よしの たつた」が見えます。一年しか経っていないので、おそらく同一人物でしょう。
吉原細見 - 国立国会図書館デジタルコレクション(6コマ目に扇屋が載ってます)

丁字屋雛鶴の禿名は時代によってさまざまで、「しげり・わかば」「みどり・たより」「つるの・つるじ」などがあります。
歌麿の絵に描かれた雛鶴の禿は「つるの・つるじ」で、寛政7年の細見にも載ってます。上記リンクの10コマ目ですが、上下逆なので回転させてみてください。
でも姉女郎が「雛鶴」で禿が「つるの・つるじ」だと、ちょっと芸がないというか安直というか……(ひどい)。
なので今作では、響きが美しい「みどり・たより」を採用しました。

禿たちは、姉女郎の元で女郎のイロハを学んだのち、見込みのある者は引込禿(ひっこみかむろ)として書や琴などの芸事を仕込まれ、そののち振袖新造として姉女郎の代理をつとめ、やがて十六、七で突き出しを迎えて本格的に客を取ることになります。
禿からスタートした遊女は「禿立ち」と呼ばれ、多くが花魁へと出世していきます。いわばエリート遊女というやつですね。
逆に十代前半〜半ばの思春期に売られてきた少女たちは、芸事を学ぶことなく早々に客を取ることになるため、たいていが二朱女郎という低ランクからはじめることになります。
あれですか、陸軍士官学校を卒業してないと絶対士官にはなれない、旧日本陸軍みたいなもんでしょうか……(別作品と混同しとる)。



てなわけで今回はこのへんで。
今のペースで連載していったら、完結と同時に桜の時期を迎えられそうです。
狙って連載を始めたわけじゃないんですけど(笑)。
それでは、また次回。

posted by 杉浦絵里衣 at 23:10| サイト更新

2019年02月27日

『羅生門の鬼』第五・六話 更新&無駄知識いろいろ

『羅生門の鬼』第五・六話を更新しました。

五 - 羅生門の鬼(杉浦絵里衣) - カクヨム

予定では一話ずつだったんですが、分けてしまうと内容的に間延びするような気がして、二話同時更新になりました。
また次回からは一話ずつの更新に戻ると思います。
なんという気まぐれな。



そして毎度おなじみ無駄知識。
今までは毎回隠してましたが、先のネタバレまでしてるわけじゃなし、そのままでいいんですよね。
ようやく気付きましたよ……。



・鷲神社……おおとりじんじゃ

ヤマトタケルノミコトを祭神とする神社。毎年11月の「酉の市」で有名。
……ということですが、大阪ではあんまり酉の市って見かけないです。私だけ??
いちおう堺市に総本山の「大鳥神社」なるものがあるんですが、東大阪生まれの大阪市内住みなせいか、行ったことないです……。

で、浅草にある鷲神社は、吉原のすぐ裏手にあり、酉の市にかこつけて吉原へ繰り出す人も多かったそう。
↓は現在の地図ですが、ほんとにすぐ真裏です。



おそらくですが、地図内の仲之町通りと京町通り(この名称が残ってるのがいいですね!)が交差する「千束保健センター」交差点あたりが、水戸尻にあたると思われます。
水戸尻のすぐ裏手は板塀になってて、普段は閉じていたんですが、火事や緊急時のみ裏門として開放されました。
板塀の一部が下ろされ、おはぐろどぶにかかる橋となる模様。
酉の市の時も、この裏門が開いたらしいです。
裏門から入って仲ノ町をまっすぐ通って大門に抜けると、交通の便の良い日本堤に出られます。ここからだと猪牙船や駕籠がたくさんいたので、楽に帰ることが可能。
これだといちいち廓の外をぐるっと遠回りするより、かなり早く移動できます。
楼主たち……策士だ(笑)。


・雛鶴……遊女の名跡

雛鶴といえば「丁字屋雛鶴」。
とくに寛政期の雛鶴は、喜多川歌麿や鳥文斎栄之といった超一流の絵師に描かれたことで有名になりました。
今作では八角屋のモデルとして使用しました。
丁字=クローブ、八角=スターアニス、というスパイス繋がりです(笑)。
丁字屋は江戸町二丁目にあった実在の妓楼ですが、寛政七年の吉原明細(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2539846)には大見世マークで掲載されています。
しかし下って文政八年(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2543196)には中見世マークになっています。
江戸一にあった松葉屋(瀬川がいた妓楼)も違う見世になっちゃってるし、30年の間にだいぶ様変わりしているっぽいです。
というか、この作品のモデルにした文政八年では、大見世は扇屋・玉屋(いわゆる火焔玉屋)・鶴屋の三軒だけなんですよね。中見世も十八軒で、残りはほぼ小見世。
それだけ吉原が大衆化したってことなんでしょう。
中見世でも庶民には敷居が高いのには変わりないですし、小見世に需要が集中するのも分かる気がします。



そんなわけで、今回はこのへんで。
まだ語りたいことがあったような気がするんですが、思い出したらまた次回書きます(笑)。
それでは。

posted by 杉浦絵里衣 at 22:56| サイト更新

2019年02月17日

新作『羅生門の鬼』連載開始しました。

ご無沙汰しております、杉浦です。

2018年は一本も新作を発表しておらず、だいぶブランクが長くなってしまいました……が。
ようやく! ようやく新作の目処が立ちましたー!
久々の江戸吉原もの、しかも廓内でもっともランクの低い羅生門河岸の切見世を舞台にしております。
肝心のタイトルが決まらずグズグズしてましたが、とりあえず仮題として『羅生門の鬼』とつけました。
リンクはこちら↓
羅生門の鬼 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/1177354054888547494
もうひねりもなんにもない超直球タイトルで、我ながらいやんなっちゃいますが……。

以前書いた『十六夜綺譚』は、主人公が「客とは寝ない、生娘の花魁」だったので、全体的におとぎ話っぽい雰囲気に仕上がっていました。
今回はそれとは対照的に、猥雑であけすけな切見世を書いてみました。
といっても切見世を舞台にした浮世絵などが少なく、資料がなくてけっこう適当ですが……。
切見世に詳しい方(?)、よい資料などご存じでしたら教えていただけると助かります!
また、久々に吉原ものを書いたので、間違ってる箇所もあるかもですが、その辺も指摘いただけると幸いです。その際、出典となる資料名も明記いただけると、大喜びで参照しにいきます!(笑)



連載回数は全15回。
更新は今のところ週2回、毎週水曜夜と土曜夜を予定しています。
だいたい一話当たり2000〜4000文字、平均して3000文字程度になると思いますが、内容的に区切りがいいところで切るので、たまに1500文字くらいのときもあったりします。
発表場所はとりあえずカクヨムで、完結後は一気に読めるように「えあ草紙」さんのサービスをお借りするつもりです。

あ、今作はリハビリがてらWEB公開用として書いたものなので、KDP化はしないつもりです。
KDP化するとEPUB作成とか表紙絵描いてもらったりとか、時間もやること(&やってもらうこと)も増えるので……。
あとニッチなジャンルなので、勝負するにはちょい怖かったり……(チキン)。



それでは皆様、しばらくの間お付き合いくださいませ!

posted by 杉浦絵里衣 at 08:00| サイト更新

2018年11月11日

『東京フラッパーガール』シリーズがKindle Unlimited対象となりました

半年ぶりにこんにちは、杉浦です。
今回はタイトル通り、『東京フラッパーガール』シリーズをKindle Unlimited、すなわち読み放題対象にした件についてです。






↑上記3点です。

これまで『東京フラッパーガール』シリーズのみ、Kindleストアでの読み放題対象ではなく、購入のみとなっていました。
ご存じの方も多いと思われますが、Kindle UnlimitedはAmazonストアでの独占販売でないと対象にはなりません。これまで『フラッパー』のみが対象外だったのは、
1)文学フリマにて書籍版(同人誌)を頒布していたから
2)Amazon以外の電子書籍ストアでも販売していたから
というのが主な理由です。

そして今回、Kindleストア一本に絞ることに相成りました。
1)に関しては、こちらはすでに書籍版が完売し、今後も再販予定もないことから、問題ないと判断しました。
2)に関しては、この2年間でBOOK☆WALKERを利用する読者には、ほぼほぼ行き渡ったかな、という感触を得たからです。
もっとも、一番大きな理由は、性格的にズボラであちこちに手を広げるのが苦手、ということなんですが……。お恥ずかしい限りです……。



文学フリマ関係者様、BOOK☆WALKERの関係者様、そしてなにより書籍版ならびにBOOK☆WALKER版をお買い上げくださった方々に、あらためてお礼申し上げます。
これまでありがとうございました!
今後は読み放題対象となるので、Kindle Unlimited会員の方は立ち読み感覚でお気軽にご利用くださいね。
よろしくお願いいたします!



あ、あと『CODE R.I.P.』の続きなんですが、やっぱりプロットが納得いかないのでもうちょっと練ることにしました。出す出す詐欺再び……!!
その代わり(?)、ちょっと別のことで寄り道しています。こちらの方が早く皆様にお届けできるかなーと思っていますので、そのときにはまたよろしくお願いします!

posted by 杉浦絵里衣 at 21:33| 電子書籍

2018年06月14日

『CODE R.I.P.』シリーズのKindleストアにおけるタイトルについて

ごぶさたしております、杉浦絵里衣です。
毎回「ごぶさたしております」からはじまってますね。すでに定型文と化しております。



さてさて、我がレーベル『FLAPPER LABEL』から出版しているシリーズに『CODE R.I.P.』というものがあります。

CODE R.I.P. 1 Rest in Peace


CODE R.I.P. 2 プライドと偏見


いわゆる「恋愛×警察」というコンセプトで書いている、(自称)警察小説なんですが、この作品はもともとWEBで公開していたものです。
その時のタイトルは『R.I.P.〜Rest In Peace〜』でした。
(参考リンク→第3回ミステリー小説大賞|アルファポリス

電書化に際して当初は同じタイトル(ただし「〜」が文字化けするので『R.I.P. -Rest In Peace-』)で販売していたのですが、このタイトルだと検索にひっかからないんですよね。「R.I.P.」も「Rest In Peace」も、追悼の言葉としてはごくありふれた文言なので。
なので、2ヶ月後くらいに現在のタイトル『CODE R.I.P.』に変更しました。



……が、なぜか、タイトルが妙なことになってるんですよね。
これはシリーズ1作目『CODE R.I.P. 1 Rest in Peace』
rip1_before.jpg

で、これが2作目『CODE R.I.P. 2 プライドと偏見』
rip2_before.jpg

消したはずの『RIP -rest in peace-』という文言がくっついてる……?
はてさて、これはどういうことだろう?
ずっと気になってはいたんですが、問い合わせするのも気が引けてついついそのままになってたんですよね。
なんで問い合わせしなかったかというと、『東京フラッパーガール lite 浅草ブラン・ノワール』のプライスマッチ申請を却下され、これ以上の問い合わせが怖かったというチキンな理由です……。

そうして数年(!)放置していたんですが、そろそろ3作目が視野に入ってきたので、この妙な状態のタイトルではいかんと思い、ようやく腰を上げました。
ビクビクしながらKDPサポート様に問い合わせをしたところ、とても丁寧なお返事をいただき、わずか3日ほどで修正してもらえました!
それがこちらです↓
rip_after.jpg

謎の文言が消えており、申請通りのタイトルに変更されています。
ああ−、すっきりした!
KDPサポート様、ありがとうございましたー!



これで心置きなく3作目に取りかかれます。
つってもまだ構想段階で、1行も書いてないんですけどねッ!
年内に出せたら褒めてください!!!(目標設定が自分に甘いスタイル)

posted by 杉浦絵里衣 at 22:10| 電子書籍

2017年10月01日

『東京フラッパーガール』SS『珈琲を挽きながら』公開しました

どうも、杉浦です。たいへんご無沙汰しております。
そういえば文学フリマ東京ならびに大阪の告知をするのをすっかりさっぱり忘れてました。面目ない。
ついついお手軽なTwitterばかりを使ってしまいます……ダメな私……。



さて、毎年10月1日はなんの日か、みなさまご存じでしょうか。
『コーヒーの日』、『メガネの日』、そして『シャツの日』です(『シャツの日』は別の日という説もあるみたいですが)。
というわけで、我が家の眼鏡くんこと葛葉が主役のSSを書いてみました。
こちらから行けます↓
『珈琲を挽きながら』
PC専用ページ(えあ草紙版)
スマホ・PC兼用ページ



タイトルの『珈琲を挽きながら』は、昔懐かし歌謡曲『コーヒールンバ』の原曲『Moliendo café(モリエンド・カフェ)』、スペイン語で「コーヒーを挽きながら」という意味のタイトルから取りました。
そのまんまですやん!
「コーヒーつったらコーヒールンバやろ!」という、安直昭和生まれです……。

暗智大五郎探偵は本編を書いたときに何の気なしに出した名前でして、元ネタはもうお分かりですね。
ええもう、こちらもひねりもないそのまんまですね。
順番としては、
本編『東京フラッパーガール 1』の冒頭で名前だけ出す

前日譚『浅草ブラン・ノワール』のラストでも名前だけ

なんとなくいつか使ってみたいなーと思うようになる(思うだけ)

今回晴れて登場キャラに!
て感じです。
つい筆が滑って葛葉と仲良く(?)なってしまいましたが、本来の暗智氏は両刀なのでご安心ください!(??)

書いてて楽しかった暗智氏ですが、個人的には環の師匠である御厨女史(名前まだ決めてない)も書きたいですね。
設定だけは決めてまして、「超美人・超巨乳・超ガサツ」という……。
環の姐御分なんで、強烈なお姉さまにするつもりです。
書くかどうかは未定ですが。



関係ないですが、いつもSSをアップするときはアオリ文句みたいなのを一文入れるんですが、今回はこうなりました。
20171001.jpg
葛葉の心の叫びが伝わりますね!

それでは久々のSS、楽しんでいただけたら幸いです!

posted by 杉浦絵里衣 at 23:28| サイト更新

2017年04月21日

新作小説『鳳凰はかく語りき ─東華百貨店物語─』特設サイトを開設&連載開始しました

5/7の文学フリマ東京合わせの新刊『鳳凰はかく語りき ─東華百貨店物語─』の販促用特設サイトを開設しました。
http://www.magaki.sakura.ne.jp/toka/

作ってくださったのは、表紙の装丁も担当してくれた、おなじみ宗像久嗣氏です。
さすがプロの仕業、すばらしい出来です!(笑)



先日お伝えしたとおり、内容を順次公開しています。
5/6までは全文閲覧できるようにするつもりなので、お気軽にご覧ください!
4/21現在、3話(『昭和八年 ─光代の場合─』)まで公開中。予定では毎日1話ずつアップする予定です。
「noteで見る」ボタンを押すと、掲載しているnoteページに飛びますので、よろしくお願いします。
直接noteへアクセスされたい方は、こちらから。
https://note.mu/erii_magaki
関係ないけど、noteめっちゃ使いにくいです。
投稿日時の変更もできないし、削除したはずの目次も残ってるし、Android版Chromeでの表示も狂いまくるし……。
それでもpixv小説よりは閲覧者に優しいので、今回はnoteで行きます(偉そう)。




今後の予定として、
・Webで全文公開(〜5/6)

・5/7に紙版を文学フリマ東京で頒布

・5月中(ざっくりすぎる……)には電子書籍版を配信

・9月の文学フリマ大阪に受かれば、紙版を頒布(紙版はこのイベントが最終)
……としています。電書版はさっぱり手を付けてませんが。

それでは、楽しんでいただければ幸いです!

posted by 杉浦絵里衣 at 23:37| サイト更新

2017年04月19日

「第二十四回文学フリマ東京」に参加いたします

ごぶさたしてます、杉浦です。
2017年5月7日(日)に、東京流通センター 第二展示場にて開催予定の「第二十四回文学フリマ東京」に参加いたします。


第二十三回文学フリマ東京 開催情報
http://bunfree.net/?tokyo_bun24
第四回文学フリマ大阪 出店者(サークル)リスト
https://c.bunfree.net/c/tokyo24



サークル名は『籬の花』、ブース番号は C-16、カテゴリはエンタメ・大衆小説。前回と同じ島で、ほぼ真裏にあたります。
本当はもう少し早くに情報出てたんですが、新作執筆で修羅場ってたのですっかり告知を忘れていました(笑)。

頒布物は、書き下ろしの新作『鳳凰はかく語りき ─東華百貨店物語─』と、前回と同じ『東京フラッパーガール』シリーズの、合計3種になります。
『フラッパー』シリーズは前回でほぼ完売したので、ちょびっとだけ再版しました。
とはいえ本当にちょびっとなので、早めにいらしてくださると助かります……!



新刊の『鳳凰はかく語りき ─東華百貨店物語─』ですが、中身の分からない書き下ろし作品をいきなり購入してもらうのも申し訳ないので、広く試し読みしていただきたいと考え、期間限定ではありますが全文公開いたします。
期間は〜5月6日(土)まで、イベント終了後は冒頭数章のみに切り替えます。
現在急ピッチで連載準備を整えていますので、今しばらくお待ちください。おそらく明日から連載スタートできると思われます(言い切った!)。
連載場所が決まりましたら、あらためてURL等を告知いたします。
それでは。

posted by 杉浦絵里衣 at 22:54| お知らせ

2016年12月31日

2016年を振り返って

久々のブログ更新です。基本、告知のある場合しか更新しないわたくし……。



2016年の新作といえば『東京フラッパーガール lite -浅草ブラン・ノワール-』一本きりでした。遅筆にもほどがあるってなもんです。
さらに、そのなけなしの新刊のプライスマッチ申請をAmazonに蹴られるという、波乱の幕開け……。
当時のブログ記事→Kindleストアにてプライスマッチに挑戦→申請見送りについて

平行して、BOOK☆WALKERさんからお誘いを受け、配信させていただく運びになりました。
ぶっちゃけるとコインアップ時以外はあまり動かないので、売上的にはムラがありますが、中の人のインディーズを応援してくださるのがとってもありがたいです。コメントもいただけて幸せ(*´ω`*)。
これからもよろしくお願いします(こんなとこでご挨拶……)。

一方、8月から始まったkindle unlimited(以下KU)。
一部の作家さんは桁違いに読まれるページが増えた(=その分収入も飛躍的に増えた)そうですが、私自身はさっぱり恩恵を受けていません(笑)。
看板作の『フラッパー』シリーズがセレクト除外なので、まあしょうがないですね。
それでも、今までよりは『CODE:R.I.P.』や『倫敦の悪魔』などが多少読んでもらえるようになったので、よかったです。楽しんでもらえたらいいなあ〜。

あとは、オフライン活動ですね。
9月の大阪文フリ&11月の東京文フリでは、念願の同人誌バージョンを頒布しました。表紙イラストと装丁がよいおかげで(笑)、予想以上の方に手にとっていただけました。
その節は本当にありがとうございました!



そんなこんなで、執筆自体は進捗ダメでしたが、個人的にはとても充実した一年でした。
来年こそは新作を出したいです。
てか出します! もう東京文フリのブース申し込んじゃったし!(あとがない)

それでは、今年一年本当にお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします!

posted by 杉浦絵里衣 at 18:11| 雑記

2016年11月03日

「第二十三回文学フリマ東京」に参加いたします

11月23日(水祝)に、東京流通センター 第二展示場にて開催予定の「第二十三回文学フリマ東京」に参加いたします。

第二十三回文学フリマ東京 開催情報
http://bunfree.net/?tokyo_bun23
第四回文学フリマ大阪 出店者(サークル)リスト
https://c.bunfree.net/c/tokyo23

サークル名は『籬の花』、ブース番号は C-54、カテゴリはエンタメ・大衆小説になります。
会場は二階建てで、私は一階の配置だそうです。
頒布物は大阪と同じ『東京フラッパーガール』シリーズ、『東京フラッパーガール 1』および『東京フラッパーガール2 上海オールドボーイ』の二種類です。

サンプルも置いてますので、よろしければぜひ。
(『1』は第五章、『2』は第四章の途中まで読めます)
『東京フラッパーガール 1』
HTML版(PC・スマホ等)

『東京フラッパーガール2 上海オールドボーイ』
HTML版



頒布物ですが、どちらも在庫があまりないので(大阪よりは多いですが)、閉会時間より早くなくなる可能性が微レ存なきにしもあらず……。
また帰りの新幹線の時間の関係もあり、十六時ごろには撤収する予定です。
なので、お早めにいらしてくださると確実だと思われます!

今回はひとりでの参加になるので、よろしければお声がけください。荒天じゃない限りは着物で行くつもりなので、目印にでも……(笑)。
それでは東京方面のみなさま、よろしくお願いいたします!

posted by 杉浦絵里衣 at 09:27| お知らせ