2016年01月07日

Kindleストアにてプライスマッチに挑戦→申請見送りについて

新作『東京フラッパーガール lite 浅草ブラン・ノワール』ですが、BOOK☆WALKERインディーズにつづき、AmazonKindleでも配信が開始されました。



そこで、Kindleストアでも無料配信すべく、手続きすることにしました。
いわゆるプライスマッチ(最低価格保証)といわれるシステムで、家電量販店などでよく見られる「他店より一円でも高い場合は、さらに値下げします!」的なアレです。
Amazonでは自分で0円に設定することができないので、別のストアで0円配信の実績を作ってからAmazonに申請する……という手順を踏みます。
これまでに多くのKDP作家さんがこのシステムで無料配信を実現してきました。



いろんな方の体験談を参考にしつつ、Amazonさんに申請メールを送りました。
件名は「プライスマッチのお願いについて」、本文に「作品名・無料で配信しているストア名・販売ページのURL」を添えます。
そして半日後、担当者の方から返信が届きました。

結果は……、
「今回はプライスマッチを見送らせていただきます」(要約・以下同)
とのこと。

予想していなかった結果に、正直動揺しました。
理由は明記されていませんでしたが、
「小売価格はAmazonの判断で決定します」
というところから察するに、無料配信にふさわしくない、と判断された模様。いいのか悪いのかは謎……。



その後、Twitterでお世話になっている作家さんが相談に乗ってくださり、その方がプライスマッチを申請したメールの内容をうかがったところ、「無料にする理由・狙い」をアピール(?)なさったとのこと。

そういえば自分が送ったメールには理由なんて一言も書かなかったな……。
他のKDP作家さんは「上巻のみ無料・サンプル集・短編集」などが多いから、わざわざ書かなくても分かるけど、私のは一見すると独立した話みたいだし説明しないと分からないよな。
てゆーか理由もなくいきなり無料にしろとか勝手な言い分だよな、ともろもろ納得したので、担当者の方に返信する際に自分の考え(まずは無料作品で世界観を知ってもらう)を説明し、再度申請してみました。

実はこの時点では、すでに有料配信にする腹は決まっていたのですが、「プライスマッチ却下の理由がどこにあるのか」が知りたかったので、無理を承知でお願いしてみました。



二度目のメールを送ってから数時間後、再度返信が届きました。要約すると、
「Amazon側が設定した価格は適正である。本の価格は複数の要因によって決定する」
(本当はもっと丁寧な文面でした)
とのことで、やはりプライスマッチは見送られる結果になりました。

いただいたメールに「マーケットプレイスの小売価格はAmazon側の裁量で決定する」ともありましたので、インディーズ本に限らず、商品に対する価格設定は、売り手の他にAmazonさんが独自にチェックするようです。知らなかった……!
てことは、私の本はやっぱり無料には向いてない……ってこと……なのかな……?(未だぬぐえぬ疑問)



そんなわけで、プライスマッチは不可能となりました。
肝心の理由がはっきりしないのでなんとも言えないですが、しょうがないですね。
こんなこと書いてますが、Amazonさんの判断を恨むつもりは毛頭ないですし、度重なる申請にも丁寧に対応してくださって感謝しています。

なにより「こういったケースも、稀にだが存在する」という、よいサンプルになれました。
今後、KDPを利用していてプライスマッチを考えておられる方の参考になれば幸いです。



かくして有料配信が決定した『浅草ブラン・ノワール』ですが、WEB連載時そのままってのは個人的にイヤなので、なんかおまけをつけたいと思います。
いつものように後日談を書いてもいいんですが、以外と敬遠される方が多いみたいなので(私は裏話やその後の話とか大好物ですが)、なにか別の形で。
99円でも価値がある、読んで満足した、と言ってもらえるような作品にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、なんだか一人で大騒ぎしてしまい、混乱を招く結果になったことをお詫びします。
そもそも最初に「常時無料にするよ!ヽ(゚∀゚)ノヒャッハー!!」とか言い出さなかったらこんなことには……情けないったら。

posted by 杉浦絵里衣 at 21:22| 電子書籍