2015年12月16日

『東京フラッパーガール lite 浅草ブラン・ノワール 第十五・十六話』更新

『浅草ブラン・ノワール』更新しました。
第十五話/http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6161919
第十六話/http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6161977



今までののんびりペースはなんだったんだってくらい、分量が多いですが、これは年末進行のためですあしからず……。
そういえば作中で環が「ペン」を使っていますが、最初は「万年筆」としていました。
しかし万年筆未経験の私には「万年筆が紙に引っかかってインク落ちする」かどうかが分からなかったので、安全を見て無難な「ペン」にしました。
持ち運びの途中でインク漏れなどはあるみたいなんですが、ペン先が引っかかって……というのはあるんでしょうかね?(聞くし)




今回は久々に「無駄知識」軽ーくジャブ程度にいきます。
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・常盤座……浅草公園六区初の劇場。1887年(明治20年)開場

当初は歌舞伎などの興行をおこない、のち日本映画の上映館となり、大正期には一世を風靡した「浅草オペラ」の中心地となりました。
しかし関東大震災で壊滅的な打撃を受け、浅草オペラは衰退。
昭和に入ってからは帝国キネマ(戦前に存在した映画制作会社)の封切館となりました。

今ではあまり見られませんが、戦前の映画館は基本的に邦画と洋画は別々に上映されたみたいです。
その中でもさらに新作映画を初めて上映する「封切館」、次いで「二番館」などがあり、料金にも差がありました。もちろん封切館の方が高いです。
また立地によっても値段に差があり、有楽町にあった邦楽座(現・丸の内ピカデリー)や新宿の武蔵野館などは、モガ・モボが通う高級映画館として有名でした。
今は大型シネコンでもミニシアターでも基本的に同一料金なので、懐具合によって色々選べるのは面白いですね。

常盤座はその後、古川ロッパ率いる「笑の王国」の公演が行われ、戦後はストリップ劇場を経てライブ会場になったりしましたが、1991年に閉鎖されました。
最近まで現役だったので、皆様の中でも足を運ばれた方もいらっしゃるのでは?
ちなみに私は行ったことがありません(笑)。

昭和五年九月五日封切の『浅草紅団』は、当時『改造』紙に連載している最中でしたが映画化。のち本編でも映画の内容に触れるなど、リアルタイムで追いかけあいになりました。
残念ながらフィルムは現存しておらず、見ることはできません。
あんまり有名な俳優さんは出てないんですが、谷崎潤一郎著『痴人の愛』のモデルになった葉山三千子さんが出演されているみたいです。
クレジット順が三番目・女優では二番目なのですが、役どころは弓子なのかお千代なのか、はたまた春子なのか不明。
いずれにしても癖のある役ですが(笑)。



今回の「無駄知識」はこのへんで。
それでは!

posted by 杉浦絵里衣 at 23:08| サイト更新