2014年04月01日

『東京フラッパーガール』トーキー映画化決定!ポスターが完成しました!

なんと、なんと!
『東京フラッパーガール』が映画化決定しました!
しかもトーキーですよ! 竹松鎌田スタジオによる、最新技術「土橋式トーキー」を駆使していただきました♪
公開は4/1のみ、一日限定のスペシャル映画です(゚∀゚)



さらに、ポスターも完成しました!
クリックで原寸画像。ちょうでかい。
aprilfool2014.jpg
素晴らしいデザインのポスターは、宗像久嗣氏(新人)に作ってもらいましたよ!
タイトルロゴは宗像氏が手書きしてくれました♪

右から左に読むのが慣れない方のために、下に書き起こしました。
【四月一日堂々封切 見よ、そして聞け!】
【圧倒的スケールで送る一九三〇年度トーキー!】
【スピード時代にふさわしい痛快活劇!】

主演:氷久保澄子(二宮環役)
   小日方傳(葛葉敦役)

出演:田仲絹代(三池文代役)
    岡多時彦(國枝正彦役)
    山多五十鈴(バーのマダム・早川ユキ子役)
    岡譲治(二宮孝徳役)
    ジョン・バリモア(謎の男役・特別出演)
    阮令玉(謎の女役・特別出演)

原作・監督・脚本・演出・お茶汲み:杉浦絵里衣(新人)
ポスター製作:宗像久嗣(新人)



ついでに、ポスターには入れられなかった説明文も。

作品紹介:伯爵令嬢の二宮環は、面妖な依頼を受けカッフェエの女給を探すことになった。お目付役の書生・葛葉を従えて、帝都東京を縦横無尽に駆け巡る。やがてふたりは、想像を絶する大事件へと巻き込まれてゆくのであった。

来年四月公開予定の第二部は、上海に舞台を移し、葛葉を主演に据えた異国情緒溢れる大活劇。これまでの日本映画界の常識を覆す、未曾有の本格ロケを敢行した記念碑的作品となっている。

主演に新星・氷久保澄子と、若手二枚目スタアの小日方傳を迎え、竹松鎌田撮影所が満を持して送る、今年度最大のオールトーキー注目作!
これを見ずして、そして聞かずして、一九三〇年のスピード時代は迎えられない!!



皆様、ぜひ浅草帝国館へ足をお運び下さい!



……そんなわけで。
よろしければ、ネタばらしの「続きを読む」をどうぞ。


てなわけで、エイプリルフールでした。
しょっぱなに「トーキー映画化」という文言を入れてるのでネタだと丸わかりだったでしょうが(笑)、楽しんでいただけましたか?
去年は急ごしらえのネタだったのですが(ちなみにまだ残ってます笑)、今年は気合いを入れてポスターを作ってもらいました!
いつもいつもありがとう! そしてやっぱりありがとう!



封切館の浅草帝国館は、現在の浅草ROXにあった松竹直営の映画館です。
昭和初期では、松竹蒲田撮影所の現代劇(時代劇は太秦撮影所)は、みなこの帝国館で最初に上映されました。

主演の環役には、水久保澄子ならぬ氷久保澄子嬢を。
水久保さんはあまり名の知れた女優ではないですが、昭和八年前後に人気絶頂を誇ったアイドル的女優でした。
小津安二郎や成瀬巳喜男といった若手有力監督作に多く出演し、実質的な女優活動は短いものの出演作は三年で四十本近くとかなり多く、前途洋々だと思われていました。
しかし突然の自殺未遂や電撃移籍(当時は今と違い、俳優も監督も各映画会社の専属でした)、フィリピンへの駆け落ちなどゴシップを巻き起こし、やがて映画界からそっぽを向かれてしまいました。
その後の消息は不明で、存命かどうかすら分からないという、不運の女優さんです。
経歴は、下のWikipediaが詳しいです。
水久保澄子(Wikipedia)
写真を見ると、今でも十分通用する美少女ですね。もったいない…。
環役には他に、桑野通子さんや市川春代さんも検討しましたが、ちょっとキツメの可愛い顔立ちから水久保さんに決定。
あと出自的に入江たか子さんや久我美子さん(いずれも華族出身)も考えましたが、どちらも顔立ちがイメージと違うので(久我さんは戦後の活躍がメインだし)、こちらもボツに。

葛葉役は、大日方傳ならぬ小日方傳氏。
考えるのが面倒なので、『伊豆の踊子』の学生役から配役を決めました(ヒドイ)。

あとの配役は一目瞭然ですね。
個人的にユキ子さんは『浪華悲歌』の山田五十鈴さんでお願いしたい(笑)。
こうしてみると、主役より脇役のほうが豪華かもしれません。いや、大日方傳氏も十分大物なんですが。



とまあ、2014年度のエイプリルフール、楽しんでいただけましたか?
趣味に突っ走った内容でしたが、楽しんでいただけると幸いです♪

posted by 杉浦絵里衣 at 00:13| サイト更新